週末起業の名刺。どんな内容でどうやって作れば良い?
2019/4/29
週末起業を始める場合、ネットでのやり取りがメインになる場合は必要ありませんが、顧客や取引先と直接会う場合は名刺を作る必要があります。
また、顧客や取引先と会うことがなくても、人脈を広げたり勉強のためにセミナーや交流会に参加する場合も名刺が必要です。
ただの名刺とは言えども、意外と名刺の与える印象は少なくありません。目的に合わせて最適な名刺を作ることで、週末起業のビジネスにプラスに働きます。
ここでは、週末起業での名刺について、目的や内容、名刺の作り方などについて説明します。
Contents
週末起業における名刺の目的
ビジネスの種類にもよりますが、人と関わる仕事の場合は名刺は必須です。ただ、単なる名刺交換が目的になってはもったいないです。どうせ作るのであれば、しっかりと目的をもって、それに応じた内容にするのが良いでしょう。
例えば、自己紹介用と営業用では内容が変わってくると思います。
セミナーや交流会での名刺交換
ビジネスセミナーや異業種交流会などに参加した場合に、名刺交換をすることがあると思います。そのような場合は、名刺交換をした際に相手とプロフィールに関する会話が弾むような内容、つまり、何をしている人なのかが簡潔に伝わる内容が良いでしょう。
自分が週末起業で携わっている事業はすべて書いておくと、つながりがある業種や事業の人と接点ができやすくなります。
営業先での名刺交換
営業に使う名刺であれば、自己紹介用の名刺のようにすべての事業内容を記載すると、何について訴求したいのかが良く分からなくなってしまいます。営業用の名刺では、なるべく訴求力を高めるために、1つの事業に絞った名刺にするのがおすすめです。
事業が複数ある場合は、それぞれの名刺を作っておくと良いでしょう。
週末起業に必要な名刺、どんな内容にするべき?
名刺には、名前の他に、屋号、事務所の所在地、電話番号、メールアドレスがありますが、その他に肩書きと事業内容があった方が良いでしょう。
肩書き
名前だけではなく肩書きがあった方がかっちりとした印象になり、信頼度もアップします。例えば、「代表」という肩書は会社を設立していない個人事業主でも使える肩書きです。
他には、コンサルタント、マネージャー、ディレクター、ファイナンシャルプランナー、デザイナーなど、自分の事業内容と立場にあった肩書きを付けると良いでしょう。
1つ気を付けたいのが、「取締役」という肩書です。「取締役」は、法律で取締役会が置かれている株式会社の経営者のトップに限り使うことができると定められているため、それ以外の個人事業主などの場合は使うことができません。
一方、「社長」の肩書は法律で定められていないため、個人事業主でも使うことができます。ただ、会社を設立していない場合は厳密に言えば社長とは言えないので、個人事業主にはあまりおすすめできません。
事業内容
事業内容は一般的な名称で簡潔に書くのがポイントです。また、先程もお伝えした通り、自己紹介のための名刺であれば事業内容をすべて、営業のための名刺であれば、営業したい事業に絞った内容にするようにしましょう。
週末起業に必要な名刺を作る方法
名刺はPowerPointやWordなどを使って自分でも作れますが、やはりしっかりしたデザインにするためにプロに任せるのがおすすめです。デザインの知識がない場合、自分で作るとどうしても安っぽくなってしまいます。
データをプロに作成してもらい、ネット印刷で印刷するのがおすすめです。
クラウドソーシングサービスでコンペ
クラウドソーシングサービスでは、コンペ形式で複数のワーカーから名刺のデザインを募集し、その中から一つを選ぶことができます。デザインのクオリティは値段に比例しますが、2~3万円あればある程度良いものができるのではないでしょうか。
屋号のロゴがまだない場合は、名刺を依頼する際にロゴのデザインもあわせて依頼するのが良いでしょう。
ネット印刷で印刷
ネットで「名刺 印刷」と検索するとネット印刷の会社がたくさん出てきます。どこでもそれほど差はないと思いますが、なるべく質の良い用紙を選ぶのが良いと思います。
一番安い用紙でもまったく問題はありませんが、はやり少し分厚くて光沢のある質の良い紙で作成する方が印象も良くなります。高い用紙を選んでも100枚7,000円ほどなので、ケチらずに投資するのがおすすめです。
まとめ
以上、週末起業において重要な名刺について、目的や内容、作り方について説明しました。名刺は相手に自分のことを伝える大切なツールです。多少お金をかけても良いものを作りたいですね。
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