週末起業から独立するタイミングは重要!独立後に必要な手続きもご紹介
2019/6/13
会社員として働きながら起業をする“週末起業”ですが、いずれは独立して開業することを考えている方も多いと思います。
また、まずは週末起業から始めて軌道に乗ってから独立するか、最初から脱サラして起業するかを迷っている方もいるかもしれません。
ここでは、週末起業から独立することのメリットやデメリット、独立するべきタイミングや、独立して稼ぐためのポイントなどについて説明します。
これから週末起業を考えている方や、既に週末起業をしていて独立を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
Contents
脱サラからの独立起業と比べた週末起業のメリット
最初から脱サラして一から独立起業する場合に比べて、会社員として働きながら空いた時間で取り組む週末起業は、失敗したときのリスクが少なくなります。
いきなり会社を辞めて起業した場合、失敗してしまうと取り返しがつかなくなり、最悪の場合は自己破産という結末も考えられます。
週末起業の場合は、万が一事業が失敗しても、本業があるので生活に困ることは少ないです。
ただ、会社員として働きながらの起業は時間を取るのが難しく、なかなか思うように進められないというデメリットもあります。
独立してからの起業を選ぶか、週末起業を選ぶかは、取り組みたい事業の内容や会社員としての仕事の状況を踏まえて選ぶことをおすすめします。
独立起業と比べた場合の週末起業のメリットについては、下記の記事で詳しく説明していますので、こちらも合わせてチェックしてみてください。
会社員には週末起業がおすすめ!独立起業と比べた週末起業のメリット
週末起業で独立するべきタイミング、失敗しないためのポイント
既に週末起業をしている人は、独立するタイミングを間違えないことが、失敗を回避するポイントになります。
会社員として働いている間は、毎月安定した収入があり、日々の生活は保証されています。独立するということは、生活の保証がなくなり、自分の力で生きていかなければならないということです。そのため、ある程度安定した収入があり、もし収入が0になっても当面は生活していけるだけの貯金がある状態になってから独立することをおすすめします。
また、収入源は1つだけではなく複数持っておくことも、独立してからの失敗を回避するポイントです。今はその収入源から安定的な収入があっても、いつどうなるか分かりません。取引先からいきなり切られてしまってもやっていけるように、営業活動に力を入れて2つ3つと取引先や収入元を増やしておくことが重要です。
週末起業で独立した場合に必要な手続き
もう1つ押さえておきたいのが、週末起業から独立起業した場合に必要な手続きです。会社員として働いている間は、健康保険や厚生年金などの社会保険は会社で加入してくれていましたが、独立して個人事業主になると自分で加入する必要があります。
社会保険の解約手続きは会社がやってくれますが、加入の手続きは自分で行う必要があります。
健康保険については、国民健康保険に切り替えるか、勤めていた会社の健康保険を任意継続するかどちらかを選択できます。勤めていた会社の健康保険を継続する場合は最大2年間になります。
どちらを選ぶかで保険料が変わってきますので、きちんと調べてから判断してください。保険料については役所に聞けば教えてもらえます。
また、厚生年金については勤めていた会社のものを継続するということはできないので、国民年金に切り替えることになります。
厚生年金は国民年金に上乗せされて給付される年金ですので、国民年金だけだと将来的に給付される年金は少なくなります。国民年金だけだと不安な場合は、私的年金に加入することも検討しても良いかもしれません。
週末起業から独立してうまくやっていくためのポイントは?
独立して無理なく稼ぐためのポイントは、自分の時間を安い時給で切り売りしないことです。1番は自分の時間を切り売りせずに、人や物を使ってお金を生み出すビジネスですが、そうでない場合は、安売りにならないようにすることが重要になります。
例えば、デザイナーやプログラマー、コンサルタントの場合は、自分の時間を切り売りすることになりますが、単価を安く設定してしまうといくら働いても収入が上がらない…ということになってしまいます。
スキルを磨いたり、独自の強みを打ち出したりすることで、なるべく単価を上げられるようにしましょう。
まとめ
以上、週末起業から独立する場合のメリットや、独立するタイミング、独立する際に必要な手続きなどについて説明しました。
特に、独立するタイミングを間違えてしまうと失敗につながりやすくなるので、注意が必要です。
また、このサイトでは週末起業に関する役立つ情報や、週末起業におすすめのビジネスを多数ご紹介しています。これから週末起業を検討している人は、ぜひ他の記事も読んでみてください。