副業で婚活ビジネスを始めよう!
2021/9/27
少子化対策として国や自治体が動いていることや、ビジネスの大きさ、需要を考えて、未経験・副業で婚活ビジネスに取り組まれる方が増えています。
副業として婚活ビジネスを始めたい方向けに、代表的な婚活ビジネスと参入方法についてご紹介いたします。
Contents
代表的な婚活ビジネス
代表的な婚活ビジネスは下記のものがあります。
婚活アプリ・マッチングアプリ
お手軽に出会える婚活アプリやマッチングアプリは、人気が高まっており様々な企業が参入しています。
婚活アプリで良い人に出会えて結婚できた方がいる一方で、「ヤリモク(遊び目的)」の人にしか出会えない、「いいね」がもらえないと婚活自体が進まない方もいらっしゃいます。
2021年8月にインターネット上で行ったマッチングアプリの利用に関する実態調査によると、約3人に1人が「なかなかマッチングしない」と回答しており、「マッチングアプリ疲れ」もあり結婚相談所へ婚活先を変更している方が増えています。
結婚相談所・結婚アドバイザー・婚活アドバイザー
全国にある多くの結婚相談所は自営業か零細企業であり、フランチャイズのような形式で結婚相談所の連盟や団体に加盟しています。
連盟や協会に加盟することで、全国規模でお相手を探すことができる、婚活ビジネスのスキルを学べる、情報を入手しやすくなるためです。
加盟している団体によってシステムが大きく異なりAIによる相性マッチング型のようにアプリに近いタイプもあれば、親身になって相談してくれる仲人型があります。
同じ仲人型といっても、お見合い後の仮交際のある団体もあれば、仮交際のない団体もあります。
※結婚相談所の連盟や団体によって、婚活アドバイザー・結婚アドバイザー(カウンセラー)と様々な名称があります。いずれも真剣に結婚したい男女に対して、自己アピールのポイントを共に考え魅力あるものにする、お相手を探し紹介する、お見合いをセッティングする、デートのアドバイスをするなどのお世話をするのが婚活アドバイザーです。
代表的な結婚相談所の団体です。(順不同)
- ・IBJ(日本結婚相談所連盟)
- ・日本ブライダル連盟(BIU)
- ・日本結婚相談協会(JBA)
- ・JMN(日本成婚ネット)
- ・全国結婚相談事業者連盟
- ・良縁ネット
- ・良縁会
- ・日本仲人連盟(NNR)
- ・日本仲人連合会
- ・日本仲人協会
街コン
街コンとは、地域で行われる大規模な合コンイベントです。2004年に栃木県宇都宮市で開催された「宮コン」が発祥といわれています。
出会いの場の創設や地域活性化がメインでしたが、最近では未婚率を低減させるためにも開催されています。
また、従来の街コンのような大規模ではなく、小規模で独身男性・女性に参加者を限った婚活パーティーと似たような形式での街コンも開催されています。
婚活パーティー
男女のカップルを成立させる、あるテレビ番組から始まったのが婚活パーティーといわれています。
以前は参加者全員の前でカップルを発表する形式が多かったのですが、参加者の気持ちを考えて成立した方だけに伝える婚活パーティーが増えています。
現在では、街コンと婚活パーティーの垣根はほぼありません。
結婚相談所が主催している街コン・婚活パーティーが多々あります。
婚活塾(婚活力の育成塾等)
結婚を真剣に考えているものの、出会っても交際まで発展しないなど婚活が思ったように進まない方向けのビジネスです。
自分の中で不足している点や優れている点を見つけ出し、自身の魅力を引き出すことを目的としています。
また心理学をベースとしたコーチングなどで、受講生をサポートしている婚活塾もあります。
個人の性格や個性を分析するスキル、コミュニケーションスキルを伝えられるスキルが必要になるため、講師として活躍されたことがないと参入が難しいかもしれません。
将来の独立を考えたら選択肢は少ない
次に独立可能かという面から、各婚活ビジネスを考えていきましょう。
在宅ワーク・在宅勤務はできるが、独立は難しいアプリ系
ご存知のようにアプリを作成するには、IT関係のスキルが必要であり、非常に多くの資金が必要です。
フロント・バックエンジニア、Webデザイナーとしてお仕事をされている方なら、副業として在宅でアプリやサイトの制作を受注し婚活ビジネスに参入できますが、経験のない方にはハードルが非常に高いと言わざるを得ません。
また、アルバイトやパートとして働くことができますが、独立となるとアプリの制作、宣伝とゼロからスタートすることになり、既存アプリとの差別化も難しいです。
おすすめは結婚相談所
婚活ビジネスである街コンや婚活パーティー主催の多くが結婚相談所であること、副業で婚活ビジネスへの参入するハードルが低いと考えられるのが結婚相談所です。
また、時間当たりの単価が高く、比較的儲かる副業にできる特徴があります。
結婚相談所にアルバイトやパートとして勤務し報酬をいただく方法と、副業として結婚相談所を開設する方法がありますが、将来の独立開業を考えるとご自身で結婚相談所を開設された方が良いかもしれません。
業界未経験でも副業として結婚相談所を開設し成功されている方が多数いらっしゃるのと、婚活アドバイザーとなれば、充実した独立開業のサポートを受けられるからです。
アフターコロナを見据えた今後の婚活ビジネスは在宅が基本
何が発生するかわからないご時世ですので、在宅で儲かる副業にしておくことが無難です。
婚活アドバイザー(結婚相談所)は、コロナによって面談やお見合いのオンライン化が進み在宅での起業が可能です。以前のように事務所を構えなくても良くなりました。
また、コロナが過ぎ去った後でも、遠くても容易に会話ができるなどの多くのメリットがあるため、在宅のままお仕事ができる可能性が高いと予想されています。
副業で起業するポイントに初期投資金額を少なくする
婚活ビジネスに限ったことではなく、起業するポイントとして投資金額を少なくすることがあげられます。
仮に儲からない、想定していた時間よりも多くの時間を費やす必要があり辛い、となったら、すぐにビジネスから撤退できるからです。
初期投資を最小にする面でも在宅勤務(在宅起業)がおすすめといえます。
なお、結婚相談所を開設するためには、連盟や協会に加盟するための加盟金が必要です。
加盟金は団体によって差があり100万円を超える団体から数万円で済む団体もあります。初期投資金額に響いてきますので、十分にご検討するようにしてください。
まとめ
副業として婚活ビジネスを選択するのであれば、第一候補は結婚相談所。もし心理学や講師のスキルをお持ちなら第二候補に婚活塾となりそうです。結婚相談所から始めて、婚活塾や婚活パーティーなどを加えていくという方法も良いかもしれません。
まずは、副業として始めやすい婚活ビジネスのひとつ結婚相談所(婚活アドバイザー)について、検討することをおすすめします。