コツコツ着実に取り組んで結果を出す!埼玉の増澤さんの体験談
2020/4/30
今回は、埼玉県の仲人士の増澤さんの体験談をご紹介します。増澤さんはもともと主婦をされており、パート先の環境が変わったことがきっかけで仲人を始めました。
増澤さんはとても物腰が柔らかくて、人に安心感を与えられるような素敵な仲人さんです。仲人としての活動でも前向きにコツコツ努力されて、着実に成婚を増やされています。
特に主婦の方が開業される場合のお手本になりますので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
平凡な主婦から結婚相談所を開業
仲人を始めるまでは、増澤さんは主婦として週2.5日のパートをしながら、趣味のバレエのレッスンを楽しんだりしていました。
パートの仕事は住宅管理関係の会社の案内業務だったのですが、事業仕分けの対象となったことから給料が下がり条件も変わって働きづらくなってしまいます。
また、仕事内容も案内業務だけではなく、苦情対応などネガティブな内容が増えていきました。
そんな中、同僚から仲人という仕事の存在を教えてもらいます。日々の業務で暗くなることも多かったので、仲人の結婚で人を幸せにできる仕事はとても魅力的でした。
これまでも自分で知人に紹介して縁を結ぶようなこともしていたので、それが仕事になりお金がもらえるということに魅力を感じ、仲人になりたいと考えるようになりました。
そして、友人と一緒にネットで調べて日本仲人協会にたどり着き、2人で説明会に参加しました。一緒に行った友人は諸事情で加盟しなかったので、増澤さんは一人で加盟することになります。
右も左も分からない状態で試行錯誤の日々
増澤さんは2017年11月に日本仲人協会に加盟し、仲人としての活動を始めます。
いざ活動開始となったは良いものの、普通の主婦が事業主となり、一人で何をすれば良いか分からず不安だったそうです。
そこでまず考えたことが、「自分が婚活をしたいと思って結婚相談所に入会するならどんな炉ことが良いか?」ということです。その答えが、「安心感が合って人間的にも信頼できて、結果の出せる結婚相談所」でした。
それをコンセプトとして結婚相談所を開業する準備を始めます。
まずは結婚相談所の事務所として自宅の居間を模様替えし、看板も手作りしました。
そして、集客方法としてブログを始めようと思いましたが、技術的なことも内容も全く分からなかったので、ネットで教えてもらえる人を探し、2時間25,000円×5回のブログコンサルティングを受けます。
今振り返ると費用が少し高かったかもしれないと思うそうですが、その成果もありブログ記事をアップすることができるようになったそうです。
またそれだけではなくチラシも作成して知人に配ったり、結婚相談所開設のお知らせのハガキも郵送したりしました。
これまでの準備で約3ヶ月かかりました。
仲人士の資格試験で日本仲人協会の温かみに触れる
それから増澤さんは、2018年3月に資格試験を受けて仲人士となります。
資格試験では、理事長や副理事長の温かさを感じる出来事がありました。
試験の前日には理事長から、「明日の試験は大丈夫ですか?」という旨の電話があり、一人一人の仲人をとても気遣っている優しい人なんだと感じたそうです。それまでの少し怖い印象からは一変しました。
そして翌日の試験当日、その日は第1号の入会面談の予定がありました。そのことを副理事長に話すと、椅子を持ってきてくれて「練習をしましょう」と言ってくれました。
予行演習をして、押さえておくべきポイントを教えてくれたおかげで、その会員は無事に入会となりました。
会員が増えずに焦る日々で目標を立てる
仲人を始めてから5か月目でやっと1人入会になったものの、周りの仲人さんたちが会員を増やしていっている中で増澤さんは少し焦っていました。
このままではダメだと思い、明確な目標を立てます。月ごとに会員数の目標を細かく設定し、達成できなかった月は翌月に頑張って帳尻を合わせていきました。
その時にやったことは、知人に声を掛けて問い合わせがきたものの、入会には至らずに終わった人などに、状況確認の電話を入れることなどです。いわゆる見込み客リストの掘り起こしです。そのような努力の甲斐もあり、目標を達成することができました。
ブログの効果が徐々に出始める
ブログでは、結婚相談所の活動状況を書くには会員数が少なかったので、婚活市場の状況やコラムなど婚活をしている人にとって役立つ情報を発信していました。
そのようにしてコツコツとブログを更新していたところ、ある時とあるテレビ番組から婚活の情報提供に協力してもらえないかと連絡がありました。
結果的に企画は見合わせになり、報酬は少しだけでしたが、ブログを見ている人がいるとう実感が得られて励みになったそうです。
他にも、ただブログを書くだけではなく、婚活総合情報サイトなどに連絡をしてブログを紹介してもらうなどの地道な取り組みも、その成果につながっています。
結婚相談所に占いの要素を取り入れ差別化を図る
2017年は悩みながらも頑張って目標をクリアしましたが、理事長から聞いた話の中で不安なことがありました。それは、自営業では開業してから3年後には70%が廃業し、10年後には90%が廃業しているというものです。
サラリーマン生活しか知らない主婦だったので、驚きとともに現実の厳しさを思い知らされ、結婚相談所に何かプラスの要素を加えられないかと考えます。
もともと母の影響で占いに興味があった増澤さんは、占いの要素を結婚相談所に加えることにします。
そして、実際に占いがプラスに講じた成婚のエピソードがあります。
お見合いはすぐ組めるし交際にはなるものの、いつも「しっくりこない」と振り出しに戻ってしまう男性会員がいました。正直なところ、どんな女性を紹介してもうまくいかないのではないかと思ったそうです。
しかし、占いで相性が良いとされる情勢を紹介すると、うそのようにとんとん拍子に事が進み、あっという間に結婚になりました。
男性会員からも、「増澤さんが仲人をしてくれなかったら結婚できなかったと思う」と言われました。お正月にはあいさつにも来てくれ、2人の幸せそうな笑顔を見て増澤さんも幸せを感じたそうです。
仲人は、成婚に導いた会員から感謝されて幸せも分けてもらって、とてもやりがいのある仕事だと増澤さんは語ります。
まとめ
以上、埼玉県の仲人士、増澤さんの体験談をご紹介しました。始めたばかりの頃は何もわからず不安だと思います。
しかし、増澤さんのように目の前のことにコツコツ取り組んで積み上げていけば、必ず結果は出てきます。
これから仲人を始められる方はぜひ参考にしてみてください。
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