主婦起業を成功させるポイントとは
2021/7/28
「子育てが落ち着いたから、起業したい」
「夫の給与が下がってきたから仕事をしたい」
「子育てにお金がかかるから起業したい」
「老後2千万円問題など、将来が心配」
様々な理由で起業しようと思っても、「現実はそう甘くない」と思って二の足を踏んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで、主婦起業を成功させるポイント、成功できる具体的な職種についてお伝えします。
Contents
女性が起業を成功させるポイント
会社員なら、取引先に独立開業することを伝え、ある程度の取引が見込める状態でスタートすることもできます。しかし主婦が起業する場合、取引先がない状態で起業することになります。成功するために乗り越えなくてはならないハードルが高いのです。
だからこそ、取引先がゼロの状態でスタートすることになる主婦は、次のことをしっかりと準備をしておくことが大切です。
スモールビジネスから始める
ビジネスの始め方は大きく2つに分けることができます。短いスパンで高い成長率を出すモデルと、小さくスタートしてコツコツと積み上げてくスモールビジネスです。
前者は市場リサーチをしっかりと行い、適切なタイミングで今まで存在しなかった魅力ある商品やサービスを世に送り出す方法で、資金がある程度あり、貪欲な方におすすめの方法です。
一方、スモールビジネスは既に多くの人がビジネスとして取り組んでおり、成功のノウハウなどがあるモデルです。アフェリエイトや転売、レンタル、結婚相談所などが該当し、女性起業のランキングでも上位に入ります。スモールビジネスや週末のプチ起業でも成功率が高く、主婦の方におすすめです。
なお、カフェなどの飲食は一見スモールビジネスのように見えますが、初期費用がかかるので、おすすめできません。
情熱と行動力
専業主婦が起業する場合、自ら販路を切り開く必要があります。その際に必要なのが、情熱と行動力です。情熱をもっていると、説得力や営業力、商品やサービスの魅力が増すからです。
また、起業すると、商品を売る、帳簿をつける、広告をする、取引先を広げるなど、すべてに責任をもって事業を進めていく必要があります。
じっとしていると、事業は止まってしまいますから、しっかりと予定を立てて行動していきましょう。もちろん主婦以外の方が独立開業するのにも、情熱と行動力はとても大切なポイントです。
在宅を拠点に
主婦業をしながら、事業を回すことになるので在宅起業の方が有利です。
賃貸住宅の場合は、お客様がいらっしゃるような業種で起業はできませんが、持ち家で在宅起業すれば、家賃が不要、経費が少なくて済む、通勤時間がゼロ、好きな時間に仕事ができるといったメリットがあります。
失敗を恐れず、まずはやってみる
「独立できる仕事で起業したいから、手に職をつけたい」「起業するのに資格が必要」様々な理由で起業を後回しにしている方がいらっしゃいます。
起業しなければ失敗することはありませんが、後回しにしていたら、成功を手に入れることはできません。成功している起業家に伺うと、「まずやってみる」「成功するかわからないけど、やってみなければわからない」と誰もがおっしゃっています。
ただ、甘い気持ちで取り組んでいると思わぬ失敗をしてしまいます。気を引き締めてやってみることが大切です。
起業に必要な資格は計画的にとる
中古品を売買したいときには、古物商許可を取得する必要があるように、職種によって資格が必要なケースがあります。
〇〇年△月□日に起業すると決めて、逆算していつ資格を取得するか計画して、取り組みましょう。起業日を決めておいた方が、資格を取得するモチベーションも維持できます。
主婦起業のタイプは3種類
主婦が起業する方法は、税金や保険からみると大きく3種類に分けられます。最初に決めるのではなく、実際の利益から、どれを選べば良いか判断するようにしましょう。
扶養に入ったまま小さく起業
専業主婦が起業して成功するには、小さく起業することが大切です。
アルバイトやパートの収入を年間100万円以内にして扶養内で働く。と聞いたことがあるかと思います。起業も同じように、まずは扶養に入れる収入の上限まで、稼いでみましょう。もちろん、どのくらいの売上があって経費がどのくらいかかっているのか、しっかりと帳簿をつけて把握し、税金の申告も忘れないでください。
なお、お住まいの自治体や個人によって住民税や保険などの上限金額が異なりますので、必ず確認するようにしましょう。
個人事業主として起業する
起業して年間200万円を超えるような利益が上がりそうなら、税務署と都道府県税事務所に事業開始届と青色申告承認申請書を出して個人事業主になり自営業としましょう。
個人事業主になると屋号を使えるようになり、屋号入りの銀行口座が作れ、社会的信用を得やすくなります。
ちなみに会社員で副業の場合は年間20万円以上の利益があるのなら、個人事業主になった方が良いといわれています。
会社を立ち上げて社長に
利益が年間500万円から600万円を超えるのなら、株式会社か合同会社を立ち上げた方が節税になります。具体的な金額は状況によって変わるので、分析することが大切です。
会社を立ち上げて社長になれるくらい稼いでいるのなら、間違いなく成功しています。
主婦の起業アイデアと成功例
次に、主婦で起業して成功した例について、見ていきましょう。
専業主婦ならではのアイデアで起業に成功
着物が沢山あって着付けもできるのに普段の生活では着ないからタンスに入れたままにしていた方がいらっしゃいました。子どもが成長してきて収納スペースが必要だから勿体ないけど捨てようかとしたときに思いついてレンタル着物の事業を始めたところ、好評を得て事業を拡大できました。
ポイントは、自分では需要がないと思っていたことでも、じつは需要があったという点です。ビジネスは「社会に役立つことをしてお金をいただく」とも言い換えられます。自分目線ではなく、社会目線に立つことが大切なのです。
子持ち主婦だから見つけたアイデア
何でもオンラインになるご時世ということもあり、オンラインになって困っている人をサポートする事業を始められた主婦がいらっしゃいます。スマホは使えるけど、子どものオンライン授業をどうしたらいいか、よくわからないで困っていたママ友に頼まれて、始めたサービスが好評となったのです。
誰かに頼めば恐らくやってくれるけど、知らない人には家に来て欲しくない、どこに頼んだらいいのかわからないニーズにマッチしたといえるでしょう。
主婦だから成功できる婚活アドバイザー事業
主婦業をしながら、合間の時間を有効活用して月収100万円を超えている方がおおくいるのが、婚活アドバイザーのお仕事。
婚活アドバイザーとは、仲人や婚活カウンセラーとも呼ばれ、婚活中の男女の出会いをサポートし、ご成婚に導く仕事です。真剣に婚活している男女が増えており、婚活アドバイザーの需要はうなぎのぼりです。
もちろん、独立開業・起業支援を受けることができ、成功するノウハウが構築されています。気になるのが初期投資額かと思いますが、想像以上に安く済みます。
詳しいサポート内容を下記にまとめてありますので、ぜひご覧ください。