【在宅】結婚相談所の求人に応募する前に
2021/10/25
コロナなどの影響で出会いが少なくなったこともあり、お手軽に出会えるマッチングアプリや婚活アプリなどの婚活サービスの使用率が上昇しています。
さらに、老後を1人で過ごす不安や、病気や震災にあったときの不安などで婚活をする方が年代を問わず増えています。
需要が伸びている婚活業界ですが、まだまだ人が足りず多くの求人が出ています。
そこで、当記事では結婚相談所の求人に応募する前に知っておきたい情報についてまとめみました。
Contents
婚活ビジネスの求人はアプリ系と結婚相談所、イベント系に分けられる
結婚相談所の求人を探すと、婚活アプリやマッチングアプリの開発やカスタマーサポートがあります。
アプリ開発は給与が良いのですがプログラミング言語やITスキルが必須なため、婚活ビジネスというよりIT関係の求人です。
好待遇で在宅ワークだからといっても、内容が全く異なりますので、ご注意ください。
もちろん結婚相談所の求人、婚活パーティや婚活イベント、街コンなどイメージとおりの求人もあります。
人と会って話す、お世話をするイメージと合っているのは、結婚相談所の求人や婚活パーティ関係の求人です。
婚活カウンセラー・婚活アドバイザー・マリッジカウンセラー・結婚コンサルタント・仲人の違い
結婚相談所や婚活ビジネスの求人を調べると、次のような似ている用語が出てきます。
・婚活カウンセラー
・婚活アドバイザー
・マリッジカウンセラー
・結婚コンサルタント
・仲人
どれも結婚相談所に入会された方のお世話をして、プロフィールや写真などへのアドバイス、お相手探し、お見合いの実施などをするお仕事です。
様々な名称があるのは、所属している協会や連盟によって、取得している資格(必要となる資格)が異なるためです。
大切なのは法律の知識やマナーがあること
ご存知の方も多いと思いますが、結婚相談所にはトラブルが多く国民生活センターには年間2,000件ほど苦情が寄せられています。
10年前は年間3,000件を超えていたことを考えると減少傾向ではありますが、まだまだトラブルは多いのが実情です。
トラブルの原因として結婚相談所の中には契約や法律などを厳守せず、いい加減にしている業者が多いことがあげられています。
利用者からするとトラブルに巻き込まれるのは避けたいのが事実。トラブルを避けるためにも法律(個人情報保護法や特定商取引法、民法、消費者契約法など)をしっかりと守ることが大切です。
そこで、より良いサービスの提供のために業界として民間の資格をつくっています。
例えば、NPO法人全国結婚相談業教育センターでは「仲人士」という資格認定制度を設けており、所定の講座を受け試験に合格すると認定してくれます。
アルバイトやパート、副業であっても婚活ビジネスをされるのでしたら、学び資格を取得しておいて損はありません。
ただし、たった半日の講習で終了してしまうケースや、費用が高額である資格もありますし、どの資格が必要なのかは母体となる協会や連盟によって異なりますので、どの資格にするかしっかり検討するようにしましょう。
オンライン婚活がメイン
2020年のコロナによる影響で婚活業界もオンライン化が進み、オンライン婚活がメインとなりました。
お見合いもオンラインで行うことが多くなったこともあり、在宅でお仕事をされている方が増えています。
時給制のバイトでも在宅リモート求人がある
アルバイトでも在宅リモートでお仕事をする求人が増えてきています。
最初はお打ち合わせなどで出社する必要がある求人もありますので注意が必要ですが、面接からお仕事まで、すべてを在宅で出来る求人もあります。
在宅ワークをご希望なら出社の必要性について、しっかりと確認しておくようにしましょう。
業務委託やフリーランスの求人
結婚相談所の求人の中には、業務委託やフリーランス向けのものもあります。
アルバイトやパートと違って、会社に所属するわけではなく、外部パートナーとしてお仕事に参加します。
会社員として仕事をしながら、副業で結婚相談所と業務委託契約をして働くことも可能です。
業務委託契約を結びますので、契約書をしっかりと読み理解することが大切です。
きついノルマがある会社も
先ほどお伝えしたように、婚活業界の中にはいい加減な業者も存在します。
求人にはノルマのことを書いておらず、入社したらノルマがあったということがあってもおかしくありません。
面接の際は、ノルマの有無を確認しておくようにしましょう。
また、実質的にはノルマなのにノルマとは言わずに歩合制と説明する業者もいますので、ご注意ください。
副業やフリーランスとして働く
業界未経験から婚活業界に入るのなら、副業やフリーランス(自営業)として入るという方法もあります。
全国各地にある結婚相談所は会社組織であることもありますが、多くは自営業(個人事業主)です。ご自身で結婚相談所を開設し、協会や連盟に所属する形が一般的です。
厳密には異なりますが、フランチャイズ形式に近いと思っていただければと思います。
働き方・年収は人それぞれ
副業であれば、リスクを最小にして結婚相談所のビジネスを始められますし、働き方やノルマも自分で決められます。
例えば、週末だけ結婚相談所の仕事を在宅でする。平日は30分くらいメールチェックをして、週末は4時間くらい仕事をする。などご自身にあった働き方ができます。
婚活カウンセラーになるには
婚活業界の知識や常識、必要な法律の知識を得るためにも、まずは婚活カウンセラーや仲人士といった資格を取得されることをおすすめします。
法的には婚活カウンセラーや仲人として婚活ビジネスをするための資格は不要ですが、トラブルを考えると資格を取得しておいた方が良いでしょう。
どの団体や協会に所属するか決めて、必要な資格を取得するようにしましょう。
例えば、日本仲人協会では仲人士の資格取得支援を行っているように、結婚相談所の連盟や協会によっては、資格取得をサポートしてくれます。
まとめ
在宅OKの結婚相談所の求人に応募するときに注意してほしいことや必要な知識について解説させていただきました。
求人の多くは業界未経験でもOKですし、学歴不問となっているケースがほとんどです。
人のお世話が好きで婚活業界で働きたいと思っているのでしたら、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。