テレワークが一般的になった今こそ週末起業
2021/4/24
政府がテレワークを推進したこともあり、今やテレワークや在宅ワークが一般的になりました。
また、テレワークで時間的余裕が生まれたこともあり、副業を週末にするだけではなく、平日にも少し副業ができる環境が整っている今こそ週末起業を始めたいと考えている方が増えています。
Contents
週末起業とは?
本業を辞めることなく、土日や休日を利用して別の仕事(副業)をするのが週末起業です。
本業を続けているため、リスクが少ないなど多くのメリットがあります。
週末起業のメリット
週末起業の最大のメリットは、リスクを背負うことなく事業を始められることです。
本業を辞めて自分のしたい事で起業するには、取引先や営業先の開拓、まとまった資金の準備などハードルが高く、なかなか起業できません。
一方、週末起業であれば、最小限の設備で徐々に取引先や営業先を開拓していけばよく、資金的にも精神的にも余裕が生まれます。
また、事業に失敗したときに、週末起業であれば撤退しやすいメリットもあります。
さらに、週末にアルバイトをするよりも週末起業の方が稼げるメリットも忘れてはいけません。
週末起業のデメリット
休日も仕事をすることになるので、肉体的疲労が溜まったり、趣味の時間が無くなったりするなどのデメリットもあります。
身体を壊しては元も子もないですから、休むのも仕事のうちと考えてメリハリのつけた生活を心がけましょう。
副業の始め方
まず、副業がOKかどうか本業の就業規則などで確認しましょう。
法的には副業を禁止しておらず、政府も副業・兼業の促進に関するガイドラインを平成30年1月に策定し、令和2年9月に改訂していることもあり、副業を推進する姿勢ではありますが、会社(団体)によっては副業を禁止している場合があります。
副業が禁止なのに副業をしていることが判明した場合、会社(団体)から処分される可能性がありますので、十分注意しましょう。
事業開始届けや青色申告承認申請は売上次第
週末起業を始めたからといって、所轄の税務署や都道府県税事務所に届出を提出する必要はありません。
1月から12月までの1年間で20万円を超える利益を得られることが確定したら、届出を提出するかどうか検討しましょう。
副業を始めたときの経費
副業を始めるにあたって、PCや携帯、プリンターなどを購入されるかと思います。
経費として処理する、利益を計算するためにも、購入時のレシートは必ず保管しておくようにしましょう。
また、プリンターはコンビニで印刷した方が安く済む場合もあります。
必要になりそうな機器をまとめて購入する方法もありますが、必要最小限だけ揃えて必要になったときに購入することで、リスクを低減する方法もあります。
週末起業をする時間や投資金額を考えて、ご自身にあった方法を選択しましょう。
週末起業するならサポートが重要
会社員の考え方と、起業家の考え方や価値観が異なっていることも忘れてはいけません。
会社員では考えなくても良いことにも、週末起業では気を配る必要があります。
会社員の考え方しか知らないと失敗するリスクが増えますし、サポートがあった方が短時間で稼げる状態にすることができることからも、サポートがある仕事を選びましょう。
住所を借りる
マンションや賃貸物件の場合や自宅の住所を公開したくないときに使えるのが、バーチャルオフィスやシェアオフィスです。
郵便物の転送サービスがあれば、届いた郵便物を取りにいく必要もありません。
また、シェアオフィスであれば起業家同士が集まる会に参加することで、人脈を広げることもできます。
必要に応じて使うようにしましょう。
土日だけ+テレワーク/在宅ワークのおすすめ副業
週末起業を成功させるには、初期投資が少なくて済みリスクが低い業種を選ぶことが大切です。
初期投資が多いと、回収にかかる時間が長くなり利益確保が難しくなるからです。
ご自身に合わない仕事だと思った場合や、望む利益が得られなさそうな場合は、すぐに撤退して別の仕事に変更できるように、リスクが低い業種から選ぶのがおすすめです。
ただし、どうしてもチャレンジしてみたい職種があるのなら、利益がさほど得られなくても副業であれば継続できるので、あえてリスクの高い業種にチャレンジするのもよいでしょう。
結婚相談所
結婚適齢期の男女の出会いが少なくなっており、需要が高まっているのが結婚相談所です。
新型コロナウイルスの影響で、出会いがより少なくなっていることも拍車をかけています。
また、お見合いをオンラインでも行うことが多くなったこともあり、ほとんどの仕事をテレワークで済ますことが可能です。
サポートがしっかりしている協会や団体を選べば、初期投資も少なくて済み初心者でも収益を得ることができます。
Webデザイン
Webデザインは画面上のデザインを決める仕事ですから、現地に行くことなく作業ができますし、ココナラやランサーズといったサービスを使って仕事を受注すれば、テレワークですべてを完結できます。
デザインを勉強している、デザインの仕事をしたことがある方におすすめです。
アフェリエイト
ご自身のホームページを立ち上げて、商品の紹介記事を書き商品が購入されたらお金が手に入るビジネスです。
すべてテレワークで完結できますが、ホームページにアクセスを集める必要があります。
営業経験がなくても可能ですが、営業経験をお持ちの方の方が、収益化が早いでしょう。
転売(せどり)
商品を仕入れAmazonなどを使って商品を販売し、利ザヤを稼ぐビジネスです。
商品の仕入れ、販売を含めすべてテレワークで完結できます。
ただし、商品を仕入れるための費用が必要なため、ある程度の初期投資が必要です。
ご紹介した上記のビジネスよりもリスクが高い特徴がありますが、慣れてくると稼げる金額が大きくなります。
慣れてきたら、海外から仕入れた商品を日本で販売する、日本で仕入れた商品を海外で売る、中古品にプラスアルファの価値をつけて販売するとより、収益がさらに上がり稼げる金額も大きくなります。
まとめ
テレワークが一般化し時間的余裕がある今こそ、週末起業のチャンスといえます。
週末起業で成功できそうな副業を見つけ、週末起業にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。