未経験からのWebディレクター。週末起業で仕事を始める場合のポイント
2019/1/10
Webディレクターの仕事は、平日の夜や土日のみで在宅でもできるため、週末起業におすすめのビジネスです。
また、Webディレクターは営業職や管理職などこれまでに本業で培ってきたスキルも活かせることも魅力の1つです。
ここでは、週末起業におすすめのWebディレクターについて、仕事内容や稼ぐためのポイントについてお伝えします。
Contents
Webディレクターの仕事内容とは?未経験でもできる?
Webディレクターの仕事は、一言でいうとWebサイト制作のプロジェクト管理です。クライアントの要望や課題を聞いて、それに合ったWebサイトを制作するために、構成を考えたり、ライターやデザイナー・エンジニアをアサインしたりします。
デザイナー・エンジニアのように直接制作にかかわるわけではないため、専門的なスキルや知識はそれほど必要がないため、未経験からでも始めることができます。
Webサイト制作の専門的なスキルよりは、マーケティング力やコミュニケーション力、スケジュール管理の能力が必要とされるため、Web制作とは違う分野でキャリアを積んできた人でも、そういった能力のある人が求められたりすることもあります。
稼げる週末起業Webディレクターになるためのポイント
Webディレクターの主な仕事は、Webサイト制作において、クライアントの要望を聞いてライターやデザイナーに指示をし、スケジュール通りに制作が進むように管理することですが、ただ進捗の管理をするだけでは稼げるWebディレクターにはなれません。
では、未経験から稼げるWebディレクターになるためにはどのようなスキルが必要なのでしょうか。
事業戦略を踏まえた提案
Webサイトには、ブランディングや集客など様々な役割があります。まずはどのような目的でサイトを制作したいのかをヒアリングする必要があります。
その際、クライアント自信が、Webサイトの役割や、Webサイトを制作してどのような課題を解決したいのかがよく分かっていない場合があります。
そのような場合は、事業戦略を踏まえてその中でWebサイトがどのような役割を果たせるかを考慮した上で提案する必要があります。
Webサイト制作の知識
デザインやプログラミングの実務をできるようにする必要はありませんが、少しは知っておいた方が良いこともあります。
クライアントの打ち合わせの中で、サイトの細部について話をするときに、デザインやプログラミングなどのサイト制作の知識がまったくないと、スムーズに会話を進めることができません。ある程度の知識があると、提案力もより高めることができます。
特に必要なのが、サーバーやドメイン関係の知識とWordPressの知識です。
サイト制作の際に、サーバー自体の契約をする必要があったり、サーバー移転の必要があったりする場合があります。そのような場合に、知識がないと制作が進められなくなってしまいます。
後はWordPressですが、最近ではほとんどのWebサイトがWordPressで作られています。また、WordPressで制作したサイトはクライアント側でページの追加や修正が可能なため、そのサポートが必要になる場合もあります。
WordPressの管理画面の操作方法やプラグイン、テンプレートなどの基本的な知識はあった方が良いと思います。
SEO対策のノウハウ
特に集客を目的としているサイト制作では、SEO対策の知識は必須とも言えます。SEO対策と聞くと、被リンクや狙いたいキーワードをページに追加するという施策が思い浮かぶ方もいるかもしれませんが、それはもう古いやり方です。
Googleの検索エンジンの人工知能は進化しており、機械的にキーワードを解析するのではなく、文章の意味や画像の内容まで解析して、よりユーザーにとって有益な情報が掲載されているページを上位に持ってくるようにしています。
つまり、小手先のテクニックだけでは通用しなくなっているということです。また、それ以外にも、メタ情報や構造化データなどSEO対策に必須の施策があります。
SEO対策は日々刻々と進化していきますので、常に最新の情報をキャッチアップしておくことが重要です。
週末起業Webディレクターとしての働き方
週末起業でWebディレクターとして働く場合、どのような働き方があるのでしょうか。
クラウドソーシングサービスや副業サイトに登録する
最も手っ取り早い方法は、クラウドソーシングサービスや副業サイトに登録し、Webディレクターを募集している案件に応募することです。プロモーションごとに募集されている場合が多いので、6ヶ月間で週2日かなどスポット的な案件が多くなっています。
クライアントと直接契約する
マーケティングや人材育成などのビジネスセミナーに参加すると、経営者との人脈ができます。小さな会社の場合、意外とWeb制作周りの仕事ができる人材がおらず、個人のWebディレクターが求められている場合が多いです。
また、個人でWebディレクターとして仕事をする場合、ライターやデザイナーを自分でアサインして、費用も自分で建て替える必要があることも多いです。そのため、信頼できて安価で仕事を引き受けてくれるライターやデザイナー、制作会社とのつながりを持っておいた方が何かと便利です。
まとめ
以上、週末起業でWebディレクターの仕事をする場合に、稼げるWebディレクターになるためのポイントや仕事の始め方について説明しました。
Webディレクターの他にも、エンジニアやデザイナーも週末起業にはおすすめです。エンジニアやデザイナーの週末起業については次の記事で説明していますので、興味のある人はあわせてチェックしてみてください。