飲食店の集客で悩んだ場合に見直すべきポイント3つ
2019/11/27
飲食店の経営で大きな悩みとなるのが集客に関する問題です。「ホームページやSNSなど色々な手段を使って集客に力を入れているけど、なかなかお客さんが集まらない…」というお悩みはよく耳にします。
飲食店に関わらず、ITの発達により集客の手法は多様化しており、新しい集客ツールも次々と誕生しています。ずっと同じ集客方法では通用しなくなってしまう場合も多いです。
ここでは、飲食店の集客に行き詰った場合に見直したいポイントについてご紹介します。
Contents
飲食店の集客で見直すべきポイント①Googleマイビジネス対策
テレビでGoogleを使って飲食店を探すCMを見たことがある方は多いと思います。
ユーザーが飲食店を探す場合、ホットペッパーやぐるなび、食べログなど様々なツールがありますが、その中でもGoogleは機能が常にアップデートされて使いやすくなっており、利用者が今後も増えていく見込みが高いため、対策は必須と言えます。
こちらの画像のGoogleで飲食店を検索したときに上に出てくる、地図と飲食店一覧が一緒になっているところが、Googleマイビジネスの情報です。
Googleマイビジネスの情報はGoogleによって勝手に登録されている場合も多いですが、新しくできた飲食店などの場合は掲載されていないこともありますので、その場合は申請が必要です。
あなたの飲食店のGoogleマイビジネスの情報が上に表示されることで、多くのユーザーへのアプローチが可能になります。
Googleマイビジネス対策で重要なポイントは下記の2点です。
ユーザーからの口コミ
Googleマイビジネスで最も重要なのがユーザーからの口コミです。良い口コミを書いてもらえるように、メニューを改良したりサービスや店内の清掃を徹底したりすることはもちろんですが、あなたの飲食店を気に入ってくれた人が口コミを書いてくれるかはまた別です。
ユーザーに口コミを書いてもらうための工夫が必要です。ただし、「良い口コミを書いてくれた方にサービス」などのやり方はあまりおすすめしません。ステマの噂が広まると逆効果だからです。
「アンケートのお願い」という形で、各テーブルにGoogleの評価を入力するページのQRコードを記載した紙を置いておくなどしてユーザーに周知するなどの方法がおすすめです。「1分程度で完了します」「口コミは一言でOKです」など、なるべく投稿へのハードルを下げるとより投稿してもらいやすくなります。
また、気軽にお話ができる常連客がいる場合は、その人たちに口コミの投稿をお願いすることも1つの方法です。
画像の登録
Googleマイビジネスで口コミの次に重要なのが、画像の登録です。画像が多く登録されていることで上位表示につながるとうことと、料理や店内の写真をたくさん投稿しておくことで、ユーザーの興味を引くことができるからです。
画像登録のポイントは、料理だけではなく店内の様子が分かる画像もあわせて登録することです。飲食店で最も重要なのが料理やメニューですが、その他にも店内の様子は検討ポイントの1つになります。お店の広さや席数、雰囲気などが分かる画像も投稿するようにしましょう。
また、画像はオーナーが自分で投稿する写真以外に、ユーザーが登録する写真も重要です。ユーザーからの画像投稿が多いと上位表示につながりやすくなりますので、こちらも常連客や知人にお願いできる場合は対応してもらうと良いと思います。
飲食店の集客で見直すべきポイント①LINE@でのPR
飲食店の集客でもう1つ重要なのが、LINE@を使ったお店のPRです。一度行っておいしかった飲食店でも、何かきっかけがないと忘れてしまうことは多々あると思います。そこで有効になるのがLINE@を使ったPRです。
1回目の来店でLINE@に登録してもらうことができれば、新メニューやキャンペーン、クーポンの情報を発信することができ、2回目の来店につながります。
LINE@でのPRのポイントは下記の2点です。
LINE@への登録はその場で使えるクーポンで
LINE@への登録を促す場合、LINE@に登録するとその場で使える「ドリンク1杯無料」などのクーポンを用意する方法が最も効果的です。単純にQRコードのポップを置いておくのでも良いですが、やはり得点を付ける方が食いつきが良くなります。
LINE@で配信するコンテンツの内容・頻度
LINE広告で配信するコンテンツの内容と頻度によっては、ユーザーにブロックされる可能性が高まりますので注意が必要です。
まずは配信するコンテンツの内容ですが、ユーザーが飲食店のLINE@に求めているのはほとんどの場合“お得情報”に限られます。お得なキャンペーンやクーポン以外の情報はあまり送らない方が無難です。
次に頻度ですが、頻度が高すぎるとブロックにつながりますので、多くても2週間に1回程度にとどめておいた方が良いでしょう。
通りがかりのユーザーを獲得できているか
飲食店の集客で見落としがちなのが、通りがかりのユーザーに気付いてもらえていないという点です。
路面店で目立つ店舗の場合は別ですが、大通りから少し入った目立ちにくいところにあったり、店舗の入り口が小さくて目立ちにくかったりする場合は、通りがかったユーザーを逃している可能性が高いので、店舗を目立つデザインにするか、大通りに看板を置くなどの対策が必要です。
あなたの店舗が通りがかりのユーザーの目に触れているかを今一度確認してみてください。
まとめ
以上、飲食店の集客で悩んでいる場合に見直したいポイントについて説明しました。今回ご紹介した集客方法で取り組めていないものがある場合は、ぜひ取り入れてみてください。
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