【40代50代からの週末起業】成功のポイント・おすすめビジネス
2020/12/24
週末起業と聞くと、20代~30代など若い人が取り組むイメージが強いかもしれませんが、今は40代~50代からでも週末起業を始める人が増えてきました。
人生100年時代に突入して定年後の人生がより長くなり、今の働き方や今後の働き方を見つめ直し、次のビジネスステージを考える人は少なくないと思います。
40代や50代からの脱サラは失敗したときのリスクが高いですが、プチ起業や週末起業のような形であれば、ノーリスクでビジネスを始めることができます。
ここでは、40代~50代からの週末起業、いわば“大人の週末起業”について、成功のポイントやおすすめのビジネスをご紹介します。
Contents
40代~50代の世代に週末起業をおすすめする理由
「週末起業は若い人のためのもの」というイメージがある方もいるかもしれませんが、実は、40代~50代の方こそ、週末起業に取り組むべき理由があります。
人生100年時代、会社にずっといられるわけではない
医療の発達などにより徐々に人間の平均寿命が延びていく中で、老後の生き方も考える必要が出てきました。
「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」の改正により、2025年には定年が65歳に引き上げられることになりますが、70代80代とずっと会社で働けるわけではありません。
年金と貯蓄だけで生活していけるか
ゆとりある老後生活を送るためには、3000万円以上の資金が必要とされています。年金と貯蓄だけで賄える場合は問題ありませんが、そうでない場合は年金以外の収入を確保する必要があります。
頼みの綱の年金も、法律改正により受給開始年齢が段階的に引き上げられ、支給額も引き下げられているため、今の40代~50代の人が受給できる年金額も今よりさらに下がる可能性が考えられます。
定年後に仕事を探すのは難しい
年金と貯蓄だけで生活するのが難しい場合、他の収入減を確保する必要がありますが、60代や70代になってから新たに仕事を探すことは難しいです。
60代から働ける求人を検索してみると、警備スタッフやマンション清掃などのパートやアルバイトがほとんどで、職種や働き方が限られています。
40代~50代で週末起業にチャレンジし、生涯続けていけるライフワークを手に入れることができれば、定年後の第2の人生をより豊かなものにすることができます。
40代~50代からの週末起業のポイント
40代~50代からの週末起業の場合、20代~30代の若い世代と同じやり方では成功するのは難しいです。ここでは、40代~50代からの週末起業のポイントについてご説明します。
人生経験を活かせるビジネスを選ぶ
40代~50代には、若い世代にはない人生経験があります。人生経験を活かして週末起業に取り組むことが、成功への近道になります。
例えば、会社で様々なプロジェクトに携わってきたり、管理職を経験したりすることはもちろんですが、プライベートでは結婚や子育て、はたまた離婚など、一見失敗のようなこともすべて人生経験として週末起業に生かすことができます。
好きなことをビジネスにする
これから老後まで続けていくライフワークとなる週末起業ビジネスを見つけるためには、好きなことや趣味をビジネスにすることがポイントになります。
週末起業は退職後や定年後に本業として取り組むことになりますので、やりがいを持って楽しく続けていける仕事であることも重要です。
負担の少ないビジネスを選ぶ
週末起業を始めるとなると、ビジネスによっては相当な体力が必要になる場合もあります。例えば、飲食店などを開業しようとすると、会社員として働きながらだと忙しい仕事の合間を縫って取り組む必要があるので、40代~50代だと難しいです。
40代~50代の週末起業では、あまり大掛かりなものではなく、なるべく手軽に始められるものがおすすめです。
40代~50代におすすめの週末起業ビジネス
ここからは、先程のポイントを踏まえた40代~50代におすすめの週末起業ビジネスをご紹介します。
コンサルタント
コンサルタントというと、経営コンサルタントなどのようなスキルや知識が必要な職種が思い浮かぶかと思いますが、ここでのコンサルタントは経営コンサルタントに限ったものではなく、もう少し広い意味でのコンサルタントです。
「ずっと同じ会社でサラリーマンをやっているだけだから、コンサルタントをするだけの知識がない…」という人もいるかもしれませんが、今はコンサルティングも多様化しており、会社員として勤めてきた経験を活かしてコンサルタントをすることができます。
例えば、ビザスクというコンサルタントと企業をつなぐマッチングサイトでは、下記のような専門的なコンサルティング案件が募集されています。
- 住宅建設業界の業務や職種について質問したい
- WEB広告運用の改善について相談したい
- 飲食テナントの賃貸仲介についてヒアリングしたい
このように、様々な業種・職種で様々な内容の案件が募集されていますので、経営コンサルタントなどの企業の総合的なコンサルティングにかかわらず、自分の経験や強みを活かしてコンサルティングを始められるようになっています。
コンサルタントは経験や実体験が武器になるので、40代~50代の週末起業にこそおすすめと言えます。
誰でも簡単にコンサルタントに!週末起業コンサルティングの始め方
婚活アドバイザー・結婚相談所
40代~50代におすすめの週末起業ビジネスとしてもう1つが、婚活アドバイザーや結婚相談所の週末起業です。
婚活アドバイザーや結婚相談所は個人で自宅で開業することができるので、会社員として働きながらでも無理なく始めることができます。
婚活アドバイザーは、単純に結婚相手を紹介してマッチングするだけではなく、成婚までの相談に乗ったりアドバイスをしたりと、半ば人生相談のような一面もあります。
そのため、20代~30代よりも40代~50代の人生経験を積んだ世代の方がより向いていると言えます。40代~50代では、結婚や子育てを一通り経験している人が多く、人によっては離婚や再婚を経験している人もいるかもしれません。
その人生経験は、これから結婚相手を探す人にとってとても有益なものなので、結婚相談の仕事に活かすことができます。
まとめ
以上、40代~50代からの週末起業について、成功のポイントやおすすめのビジネスをご紹介しました。これから週末起業を検討している40代、50代の方はぜひ参考にしてみてください。