アパート経営は会社員の週末起業にも人気!ポイントやリスクは?
2019/2/16
アパート経営と聞くと、経営者など富裕層のためのものというイメージがありますが、最近は会社員の週末起業でも人気が出ています。
アパート経営は一度購入して軌道に乗れば何もしなくても収入が得られるという点で、週末起業に向いています。
また、今会社員として働いている30代~40代の世代は、将来年金がもらえるかどうか分からないという不安もありますが、アパートを1棟所有しているだけで老後の資金を確保することができます。
ここでは、週末起業におすすめのアパート経営について、メリットやリスク、注意点などを説明します。
Contents
アパート経営の週末起業は年収400万円の会社員でも始められる
アパート1棟の金額は高い場合だと1億以上になることもあり、富裕層でないと手を出せないイメージがありますが、今はアパート経営をしているオーナーの多くがごく普通の会社員なのです。
年収400万でも銀行からの融資が可能
アパートやマンションのオーナーは、銀行から融資を受けている場合がほとんどです。年収400万円の会社員でも、アパート1棟を購入できるくらいの融資は受けることができます。
ただ、融資を受けるということは借金を背負うということなのでリスクも伴います。アパートの空室率が高くなってしまうとローン返済が滞り、最悪の場合は本業の給料から支払う羽目になる場合もあります。
そのあたりのリスクや、リスク回避のポイントについては後述します。
格安で購入できる中古アパート
地方で築年数が古い中古アパートだと、1,000万円台で売りに出されている物件がたくさんあります。1,000万円~1,500万円程度であれば、銀行からの融資も少なく済みますし、場合によっては自己資金のみでの購入も可能です。ローンがなければ家賃がほぼそのまま利益になります。
ただし、安い分空室のリスクが高まるため、空室を回避するための工夫が必要になります。そのあたりについても詳しくは後述します。
このように、年収400万円の会社員にとっても、週末起業でアパート経営をすることは決してハードルが高いというわけではないのです。
週末起業のアパート経営。物件選びのポイント
週末起業でアパート経営をする場合、失敗のリスクを減らすためのポイントがいくつかあります。
物件は駅近が必須
アパートを借りる際には駅に近いということがかなり大きなポイントになります。最寄り駅から15分以上離れてしまうと借り手が付きづらくなります。
駅から遠くても、築浅だったり設備が整っていたりというメリットがある場合はニーズがあるかもしれませんが、中古のアパートの場合は駅からの近さは最重要項目と言っても過言ではありません。
空室状況を必ずチェック
不動産サイトなどで物件を探す際は、空室状況を必ずチェックしましょう。満室の物件であれば、それだけニーズがあるということなので、今後も空室で困る可能性は低いと言えます。
1つ注意したいのが、2月~3月に物件を購入する場合です。3月~4月にかけては新生活に向けて引っ越しが多くなる時期なので、満室で購入しても一気に空室が増えることもあります。
利回りはリスクを想定して計算する
不動産サイトには想定利回りが掲載されている場合が多いですが、それをそのまま鵜のみにするのはNGです。不動産サイトに掲載されている想定利回りは、管理費や保険料・税金などを含めない表面利回りであり、さらに満室時の想定利回りになっているからです。
不動産サイトの想定利回りは参考程度に見るもので、実質利回りを自分で計算する必要があります。実質利回りの計算の際は、空室が出た場合や、家賃を下げた場合など、考えられるリスクを想定して計算することも重要です。また、周辺一帯の家賃相場も把握しておきましょう。
アパート経営では空室をいかになくすかがカギになる
アパート経営の最大のリスクは空室です。空室の状態が続いてしまうと、膨大な借金を抱えて途方に暮れる事にもなりかねません。
修繕は外観ではなく内側が重要
特に中古アパートの場合は修繕が必要になる場合が多いです。アパートの修繕では、外観をきれいにしたりおしゃれにしたりするよりも、部屋の中をきれいにすることがポイントです。
壁紙やふすまなどが汚れていたり、トイレや風呂、洗面所などの水回りの設備が古すぎたりすると、なかなか借り手が見つかりません。反対にそのあたりをきれいに修繕すると、古くても借り手がつきます。
修繕にお金をかけすぎると利回りが低くなってしまうので、自分でできることはなるべく自分で行い、業者は町の工務店など安く対応してくれるところに頼みましょう。
最悪の場合は家賃を下げることも検討
利回りが下がるため、家賃を下げることはなるべく避けたいですが、ほんの少し下げるだけでも印象は変わります。同じような条件で家賃が1,000円でも安ければ、選んでもらえる可能性は高まります。
最初から大幅に値下げする必要はなく、1,000円でも2,000円でも下げることで空室が回避できる場合があります。
アパート経営の高額投資が不安な人は…
以上、会社員の週末起業におすすめのアパート経営について、ポイントや注意点を説明しました。そのリスクや注意点を踏まえて、失敗のないアパート経営を目指してください。
ただ、会社員でアパート経営をする人が増えているとは言っても、投資額が高額になるため、不安がある人もいるかと思います。ここでは、リスクの少ない週末起業についても多数紹介しています。
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