結婚相談所の業務内容とは?自分で開業する働き方もご紹介
2019/12/20
結婚相談所の業務内容と言えば、会員同士を引き合わせてお見合いをセッティングし、成婚までサポートする仕事が思い浮かぶかと思いますが、実はそれだけではありません。結婚相談所には様々な職種があり、それぞれ役割や業務内容が違います。
ここでは、結婚相談所の様々な業務内容や、自分で結婚相談所を開業する場合の働き方などについて説明します。
Contents
結婚相談所で働きたい!業務内容って?
営業
結婚相談所で最初にお客様にアプローチするのが営業です。主な業務内容としては、お問い合わせや資料請求があったお客様と面談をし、そのお客様の入会を促すというものです。
お客様の結婚に対する希望や悩みをヒアリングし、結婚相談所でできることや最適なプランを紹介します。
営業という仕事の特性上、正社員の場合の給与は固定給+歩合制の場合が多く、お客様の入会数に応じて報酬が得られるところがポイントです。
ただ、入会した後は婚活アドバイザー(カウンセラー)に業務を引き継ぐため、会員のお世話や成婚までのサポートに関わることはできません。
婚活アドバイザー(カウンセラー)
結婚相談所の花形の仕事と言えるのが婚活アドバイザーです。婚活アドバイザーの業務内容は主に結婚相談所に入会した会員を結婚までサポートする仕事です。担当の会員と密にかかわりサポートできるところがやりがいにつながります。
・ヒアリング
まずは、結婚相談所に入会した会員の方に、希望する相手のイメージや条件、結婚観などをヒアリングします。
・お相手紹介・お見合いセッティング
担当会員の希望の条件に合う相手や、相性が良さそうな相手を紹介したり、反対に会員が希望する相手に担当会員を紹介したりして、マッチングした人とお見合いを設定します。
・お見合い立会い
お見合いがセッティングできたら、お見合い当日に立ち会いをします。具体的には、会員同士の紹介をし、最初の会話を盛り上げるためのお手伝いをします。お見合いでは緊張する方がほとんどなので、アドバイザーの力量が試されます。ある程度場が和んでくれば、アドバイザーは退席します。
・相談・アドバイス
お見合い後に交際が成立した場合に、成婚までの相談に乗ったり、お見合いがなかなかうまくいかない人にアドバイスをしたり、会員が無事に結婚にたどり着くまでの全般的なサポートを行います。
イベント運営(婚活パーティー等)
結婚相談所によってはお見合いだけではなく婚活パーティーなどの婚活イベントを行っているところもあります。そのような婚活パーティーを運営するのも、結婚相談所の業務内容の一つです。
主な業務内容としては、婚活企画の立案や運営にかかわる全般的な業務です。一から企画を考えて、それによってカップルが成立することは大きなやりがいになります。
コールセンター(会員サポート)
その他の業務内容としては、会員からのお問い合わせに対応するコールセンターや会員サポートのお仕事があります。結婚相談に直接かかわる仕事ではないので、結婚相談所で働きたいという方には物足りないかもしれませんが、縁の下の力持ちとして重要な業務です。
結婚相談所の仕事は正社員やアルバイトだけではない
以上、結婚相談所の業務内容についてご紹介しました。ここまでで紹介した業務内容は、すべて正社員やアルバイトなど1スタッフとして働く場合の業務内容です。
結婚相談所の仕事は、結婚相談所のスタッフとして働く以外の働き方があります。それは、自分で結婚相談所を開業する方法です。
「結婚相談所を自分で開業するなんて無理!」と思う人もいるかもしれませんが、実は結婚相談所は1人で自宅でも開業することができます。大手結婚相談所の協会や連盟に加盟して、指導やサポートを受けながら、協会のシステムや会員のネットワークを利用して自分の会員の婚活をサポートする方法です。
自分で結婚相談所を開業する場合のメリット
自分で結婚相談所を開業する場合、大変なことも多いですが、結婚相談所のスタッフとして働く場合にはないメリットもたくさんあります。
納得のいくサポートができる
スタッフとして働く場合、入会時の面談と実際にサポートする担当が違ったり、担当する会員数が多すぎて一人一人にかけられる時間が少なかったりして、自分の納得のいくサポートができない場合があります。
自分の思い描いていた結婚相談のビジョンがあっても、スタッフの場合はなかなかそれを実現できないことも多いです。
自分で結婚相談所を開業する場合は、入会からサポートまですべて自分で対応でき、担当する会員数も自分で決められるので、一人一人に納得のいくサポートができます。
お世話をする会員を自分で選べる
結婚相談所のスタッフの場合は、担当する会員を自分で選ぶことは難しく、中には厄介な会員にあたってしまう可能性もあります。例えば、理想が高すぎる会員などです。自分の手に負えないと思っても、担当から外してもらえずにサポートを続けないといけないこともあります。
結婚相談所を自分で開業する場合、入会面談も自分で行うため、その際に、会員の望むサポートができないと判断した場合は入会面談時に断ることも可能です。
まとめ
以上、結婚相談所の業務内容や、自分で開業する働き方をご紹介しました。
自分で結婚相談所を開業する場合、スタッフとして働く場合にはないメリットがあります。ただし、自分で開業するということは会員集めからすべて自分で行う必要があり、軌道に乗るまでにはもちろん時間もかかります。
自分の理想とする結婚相談のビジョンがあったり、一人一人に寄り添ったサポートがしたいという方は、結婚相談所の開業も検討してみることをおすすめします。
結婚相談所の開業については次の記事で詳しく説明しています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。