LINE@による集客が成功!宮城県の仲人士 國分さんの体験談
2020/1/31
今回は宮城県で仲人士をされている國分さんの体験談をご紹介します。
國分さんは2016年10月から仲人士を始められ、ご自身も2018年2月に再婚されました。國分さんはLINE@など最新のツールを駆使して集客をされており、その方法がとても勉強になります。
結婚相談所の集客に悩んでいる方や、これから結婚相談所の開業を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
Contents
國分さんが仲人を始めるまで
秋田県生まれの國分さんは、ご両親が厳しかったこともあり、その反動で社会人になるタイミングで上京し、大手エステティックサロンに就職しました。エステティックサロンでは半年で副店長に、8か月で店長に昇進するなどとても活躍していました。
しかし、忙しさのあまり体調を維持できなくなり、実家のある秋田に戻ることになりました。そこで出会いがあり、条件面で結婚を決めました。その後お子さんが3人生まれ、家事や子育てと両立する形で木工教室を開きます。
木工教室では生徒さんに木工を教えたり、幼稚園と共同で園児の椅子を作ったりしていました。教室の集客はお金をかけずにできていたそうです。
國分さんが仕事に家事に子育てにと忙しくしている中で段々とすれ違いが生じ、16年目で離婚することに。その後はシングルマザーとして子育てをしながら仕事をすることになりました。
シングルマザーとして仕事を始めてからは、離婚で悩んでいる人やバツイチの方との出会いが増えて相談に乗ることが多くなりました。その中で、得意なことやスキルがあるのにそれを活かせていない女性が多いと感じるようになります。
そこからは、女性の活躍をサポートするイベントを開催するなど裏方に回ることに。同時に、恋愛相談もよく受けていて、紹介したりもしていたそうです。
そんな中で國分さんは、自分のやりたいことや自分に今できることは何だろうとよく考えていました。そして、当時知り合いだった占いの先生から、自分で結婚相談所が開業できるということを教えてもらい、それを機に日本仲人協会を調べて仲人に興味を持ちました。
仲人士として活動を始め、Facebookで集客を開始
2016年10月から仲人士として日本仲人協会に登録し、そこからホームページを作成するなど準備を進め1月から本格的に活動を始めます。
國分さんがまず企画したのが婚活パーティーです。婚活パーティーに参加者を集めるために、Facebookでイベントとして企画をアップ、そして地方新聞のWeb版のイベント情報にお知らせを掲載、チラシも作成しました。
このように色々な集客方法を試し、最終的には最も効率良く集まったFacebook一本に絞ります。
そして、婚活パーティー来た人の中で、Facebookの友達になっていなかった人には、「Facebookで次の情報を発信するので登録をお願いします。」とFacebookへの登録を誘導します。
お見合いと違い、婚活パーティーではカップリングすると当人同士で交際が進みます。その中で交際時の相談にも乗っていたそうです。
仲人士を始めて第一号の会員が入会
婚活パーティーだけではなく結婚相談所の会員も集めるために、知り合いの小顔サロンにチラシを置かせてもらいます。すると、そのオーナーの勧めもあり、そこから第一号の会員が入会します。
それとあわせてFacebookに仲人士としての活動情報を日々投稿したところ、そこからの申し込みも来るようになりました。
また、國分さんはビジネス交流会などにもよく参加しており、その中で名刺交換をすることによりご自身の結婚相談所を広めていきます。
Facebookの集客からLINE@の集客にシフト
Facebookによる集客を続けていく中で、20代~30代の若い人がなかなか集まらないという課題に直面します。
当時國分さんの会員の方は40代の方が多かったので、もう少し若い層を集客したいと思い、LINE@を始めました。LINE@は月1000件までメッセージが送れる無料のプランで登録。
LINE@のテーマは「婚活に役立つ情報」とし、名刺の裏にLINE@のQRコードを掲載して宣伝することで登録を増やしていきました。その他にも、ビジネス交流会などのイベントで出会った独身の方に声を掛けて、LINE交換をしてLINE@に登録してもらたりもしていました。
國分さんがLINE@で発信している情報は、
- どんな人が結婚相手を探しているか
- お見合い結果の報告
- お見合いから交際に至ったカップルの幸せな様子
などで、LINE@の登録者には國分さんの結婚相談所の会員の方も含まれています。
このような情報を発信することで、まだ会員ではない方は「結婚相談所に入ってみようかな」という気持ちになり、会員の方は私も頑張ろうという気持ちになり、入会や成婚につながっていきます。
旦那様との運命的な出会い。それが仲人の仕事にもプラスに
國分さんと今の旦那様は元々、Facebookでつながっている知り合いでした。ある時の婚活パーティーで男性が足りず、旦那様にも声を掛けます。
すると、旦那様からその前に結婚相談所の入会面談がしたいと言われ2人で会うことに。旦那様と会った瞬間に「あっ」と固まってしまい、運命的なものを感じたそうです。入会面談の予定で会ったはずが、何だかんだでその日に旦那様の趣味である登山に連れ言ってもらう約束をします。
旦那様には前の奥さんとの間に幼い子どもが3人いて、養育費の支払いがある状態でした。それに、見た目もタイプというわけではありませんでした。
國分さんは以前の結婚のときに経済面で苦労したこともあり、再婚するときは絶対に経済力のある人が良いと思っていたのですが、旦那様と運命的な出会いをしてその考えが変わります。具体的には、自分のことを応援してくれて、一緒にいるときは自分らしく振舞えるところに惹かれたそうです。
実際に旦那様は、お見合いの立ち合いで送迎をしてくれたり、男性会員へのアドバイスの相談に乗ってくれたりと國分さんのお仕事にとても協力的だそうです。
このような運命的な再婚をしたことで、國分さんはプロフィールや条件で判断せずに、とにかく会ってみることの重要性を改めて実感します。
今では、ご自身のその経験をもとに、会員にも積極的にお見合いをしてたくさん人に会ってほしいとアドバイスしながら、結婚して幸せになる人を一人でも増やすために精力的に活動されています。
まとめ
以上、宮城県で活躍されている仲人士の國分さんの体験談をご紹介しました。國分さんのように、その時々のトレンドを考慮した集客方法はとても重要です。また、自分の考えや思いを発信することで共感してくれる人が集まってきます。
集客に悩んでいる方やこれから結婚相談所を開業される方はぜひ参考にしてみてください。
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